「ザ!世界仰天ニュース」で紹介!
スタジオじゅうが号泣!
6歳の誕生日の直前、手術不可能な悪性の脳腫瘍だと診断されたエレナ。医者によると余命はわずか135日。仲がいい4歳の妹グレーシーにエレナの思い出を残そうと、両親はエレナの毎日をブログにつづり始めた。
残された時間、エレナはさまざまな夢をかなえていく。ドレスを着てお姫様になりたい。自分の絵を美術館に展示したい……。だが、そんな幸せな時間は長くは続かず、病状は次第に悪化し、エレナは短い生涯を終える。

しかし、悲しみのなか、両親はエレナの残したメッセージカードが家の中のあちこちに隠されていることに気づく。それは、両親への愛情をつづり、妹に人生の 愛し方などをおしえるものだった。脳腫瘍のため話せなくなってからも、エレナはみんなへの愛のメッセージを残していたのだ。2年たったいまもエレナのカー ドがときおり見つかり、両親は彼女の残したものを愛情とともに振り返っている。

「パパ、ママ、あいしてる」翻訳者、青山陽子さんからのメッセージ
最愛の人からの「あいしてる」というメッセージほど嬉しいものはありません。ましてそれが天国にいる幼い娘からのものだったら……まさに奇跡です。
この物語を何度も何度も読み返し、その度に涙がこみあげてくるのと同時に、心があたたかくなるのを感じました。それは本書には、不治の病と闘ったエレナと家族の悲しみや苦しみだけではなく、人が人を思いやる真の愛情が描かれているからだと思います。
両親は娘の余命が数カ月だと宣告され、絶望のどん底に突き落とされますが、最後まで希望を捨てず、エレナにあふれるほどの愛情を注ぎました。まだ甘えたい盛りの幼い妹も、一生懸命に病気の姉の力になろうとしました。そしてエレナは、自分がいなくなったあとも家族が寂しがらないようにと考えたのでしょう。たくさんの「あいしてる」というメッセージを残していました。
お互いを気遣い、相手のために自分ができることを精一杯する。そんな最高に美しい愛がこの物語にはぎっしり詰まっています。
→Notes Left Behind(英語版の紹介ページ)
→早川書房のウェブサイト「ハヤカワ・オンライン」の詳細ページへ |