2010年2月14日 (日)

ライフログ実践のログ

ご好評頂いている『ライフログのすすめ』ですが、それにともない自分でもなるだけライフログをとってみようというのが今年の目標。体組成計と歩数については前回もちょっと述べました。これは順調にデータ蓄積中。

でもって、あまりの行動範囲の狭さのため前回は購入をスルーしたGPS(目的は、人生の特定の日時に自分がだいたいどこにいたかを知るために、位置情報を蓄積・管理すること)ですが、最近携帯を変えたらあっさり内蔵されてたので、これでちょっといろいろ試して遊んでみた。しかし結論すると、携帯内蔵のGPSはバッテリーを食うのと取り回しがめんどうなのでライフログツールとして活用するのは難しい。まあ、街中で地図みたり、ツイッターに位置情報を残すのにはちょうどいいので、活用方を考えたい。

で、結局手軽なGPSロガー、HOLUX m-241cを購入していろいろ実験中。

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スイッチ入れてスタート押して、なるだけ衛星捕まえやすそうなポッケなどにいれとくだけ。一日一本くらい単三電池を使うので、エネループを活用する。携帯だとランニングに連れていくのがめんどくさいけど、これなら気軽。まあ、いずれはガーミンのアスリート用GPS腕時計がほしいんだけども。

たぶん、ツイッターなどへの発信は携帯のGPS、普通の移動はm-241c、ランニングなどはガーミンなど、場合に応じてログをとるデバイスを変えていき、そのデータを一か所に蓄積しておく、ということがポイントになる気がする。

ちなみにいまは、ライフログという観点からは、あんまりいいGPSログ管理ソフトがないのだが、SportTracksが一番それに近いのでこれに読み込んでいる。これは独自のログブックをつくるのでこれもちゃんと保存。

Gonyo

ある日の調布近辺での動き。水色の線が歩いた場所。
南から歩いてきて、線路わたって左上のあたりでメシくって右下のあたりでお茶飲んで、それから電車で帰ったのだが、本当はこんなにもゴニョゴニョしてないし、帰りの電車とかおもっきり線路(黒い線)を外しているのだが、このブレかたは正確に場所を確定するための衛星の数が足りてないっぽい。精度を上げるには最低4つの衛星からデータをとれないといけないのだが、建物の陰だったり、曇っていたりするとこうなる。でもまあ、だいたいの動きはあっている。

これで少なくとも、歴史上、特定の時刻に自分がこのへんにいたことはわかるわけで。。。。

2009年10月10日 (土)

銀座・教文館にjuiceがしたたる!

ヒゲパーマ仲間で、デザイナーでもあるTYPEFACE渡邊民人さんが、銀座の書店、教文館さんの写真をTwitterしてくれましたので、許可もらって転載! 渡邊さんはこのハヤカワ新書juiceの素敵なカバーのデザイナーさんです。

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見てください、この壮観な果実畑! 移民を呼び寄せるカリフォルニアのポスターも真っ青です。さあ、みんなでじゃんじゃん収穫してくれ!!

教文館和書部

2009年10月 5日 (月)

なぜこの店で買ってしまうのか[新版]

Whywebuy

2009年6月30日 (火)

インターネットが死ぬ日

ハヤカワ新書juiceの第2回配本、『インターネットが死ぬ日』が世に出ています。

創刊に際しては、みなさまから「厚っ!これ新書なのか?」という感想を多く受けたのですが、今回はさらに厚く、お得な中身になってます。。。。

でもって、これはiPhoneとかXbox360とか、そういう強力なコンピュータでありながらも、使い方を制限している機械が増える傾向が、実は技術の進歩の賜物でありながら、一方では技術の進歩や創造性をさまたげる可能性がある、という警告の書です。

早い話、インターネットやネットワークの発展というのは、悪い使い方をするヤツもいるかもしれし、たいへんなことになるかもしれないけど、それはまあおいといて、基本的にオープンな環境のなかでクラウドソーシング的に多くの人の知恵を集めながら進んできたわけです。
ウィンドウズが爆発的に普及したのも、まあゲイツ君の理想はいくらかあったにせよ、使い方や使うソフトの選択肢の自由が保証されていたからこそ、「誰かの意図に沿うように」使わされることはなかったわけですね。

しかし、いったんネットやPCが普及すると、悪いことをするヤツもそれなりにそこから利益を作れるようになってしまう。そうすると、全体のシステムを守るために、ユーザーが勝手な使い方
をしないようにメーカーが規制をかけはじめる。。。というシナリオになってしまうわけです。
ただし、著者はこの流れ自体は皮肉な必然と見ているようです。

----こっから先は本の中の例ではなくて、私の意見がメインです。

実際、iPhoneのアプリケーションをアップルが検閲し、たとえばポルノを見られるアプリが承認されなかった、なんてことが最近もニュースになりました。ポルノかどうかは誰が決めるのか(昔、見ればわかる、といった判事がいましたが。。。僕は見てもわかるとは思いませんし、みんなが同じ判断をするとは思いません)、、つきつめるとアップルのためにならないアプリは承認されない可能性があるわけですよ。

また、iPhoneには、推奨する使い方をしていない機械を使えなくする機能もありますが、これにかぎらず、最近の電子機器はネットで本部につないで自動的にファームウェアをアップグレードする機能を持ったものも多いので、それについても著者は複雑な思いでいるようです。
あんまりiPhoneばっかりいうとiPhone好きにしかられそうなので、違う例にすると、ウィンドウズの自動アップデートは便利ですが、たとえば(たとえばよ!)法律でポルノの定義が変わったとき、マイクロソフトが責任を逃れるために勝手にポルノとおぼしきファイルを削除しようとすることもできるわけです(ウェブのフィルタリングができるなら技術的にはできると思う)。進化論反対の人たちが政権をとればデジタル焚書も可能なわけで、いま実際に中国政府がグーグルを規制しているのを見ると笑えない話なわけですよ。

そういえば、アップルの伝説的テレビCMで、ビッグブラザーに勇敢な女性がハンマーを投げつける有名な「1984」っていうのがありますが(なんとタイムリーな…)、これが皮肉なことになる状況があるわけですね。

昔はこんなことは考えられなかったのですが、ネットが発達してきたからこそ、こういう状況が可能になったわけで、じゃあどうすべきか、というのが本書の中身です。それはまあ、読んでください。著者のギークな情熱に満ちた1冊です。

2009年5月19日 (火)

新書見本デキ

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はい、新書の見本が出来ました。見本というのは、実際には問題なければこのまま商品となる本チャンの製品です。5月22日発売です!

新書のコンセプトについてはハヤカワ・オンラインのニュースのほうにまとめて書きましたので、長文ですがごらんください。

で、作品の第一弾はジェフ・ハウ『クラウド・ソーシング』とマルコ・イアコボーニ『ミラーニューロンの発見』の二つ。

クラウドソーシングってのは、いま流行のクラウド(cloud)のことではなくて群衆のほうのクラウド(crowd)。つまり、ウィキペディアとか、SETI@ホームとか、一人や一社ではできないことも、不特定多数の一般の人の力を借りれば質の上でも効率の面でも従来のやり方よりよくできる、という話。一番の売りは、この「クラウドソーシング」という言葉の生みの親であるハウが、自らいろいろな現場を歩いて、クラウドソーシングが成立する条件を検証している点かな。『ロングテール』のときもそうだったけど、「言葉の提唱者」の本というのは非常に面白くて、実用性はともかく(まあ、そんなものはコンサルタントか何かが研究すればいいさ)とにかく、その思いつきからいろんな夢のある未来を描こうするところです。その本質を新鮮なまま、濃厚なままお届けしようというのがこのハヤカワ新書juiceなのであります。

ミラーニューロンのほうも同じ。この研究の第一人者がその面白みを語った書です。ミラーニューロンってのは脳のなかで、他者の行動を見ていると無意識にマネしてしまうように差し向ける部位(超はしょった説明だが)。会議で腕を組んでいる人がいると、自分も無意識のうちに腕組みしてしまうって経験ありますよね。実はそれが人間や動物の生存や進化に大きな役割を果たしている、というお話。

なかなか面白い2作品ですから、ぜひ軽く読んでください!

ところで、juiceというネーミングですが、まあ格好つけすぎず、わかりやすく、新書のコンセプトを示したつもりなんですが、早川書房には、「川」つながりで、水や液体に関連する名前をつけるという伝統があり、それにも実は則っているんですね~。会社の下のフレンチ・レストランは「リヴィエール(フランス語で川)」、10年くらい前に出していたノンフィクションの叢書は「リバーサイド・プレス」とかね。先代の社長、今の社長の名前にさえ、サンズイがかかせないわけです。でも、まあ会社でjuiceという名前の汁っ気に気づいている人はあんまりいないかもしれませんが……。

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ちなみに、juiceなのでほんのりシトラスの匂い……はしません。編集長は不服そうですが。

最近の写真

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