「一筆メッセージ」で仕事はうまくいく
10月刊行のハヤカワ新書juiceは『「一筆メッセージ」で仕事はうまくいく』です。これは結構もう何年かごしの企画で、タイトルのとおり、かなりアナログな手法なんですけど、わりと先端ネタなjuiceの中に入っているのにはちゃんと意味があります。
いくらデジタルの時代とはいえ、自分がデジタルのつもりでも、相手がアナログだったり、というか、世界の大部分は基本的にアナログなわけで、デジタルになったのは一部のツールだけなわけです。仕事においても効率と総出力は必ずしも比例しないことに対して、われわれは見てみぬふりをしながら、効率ばかりをあおっているのかもしれません。
なんとなくですが、これは、デザイナーの考え方で仕事を進める「デザイン思考(design thinking)」なんかにも通じるところの話かと思います。
ハヤカワ新書juiceとしては、感情や感覚に(それこそ効率的に)訴える手法というものも、しっかり紹介していきたいと思うわけです。
そこで、この『「一筆メッセージ」で仕事はうまくいく』ですが、これは基本的に文例集でありながら、実は人脈づくりや大きな結果を生むための「機会の提案」でもあります。そのへんは僭越ながら思うところを編集部あとがきにくどくど書いたのでご一読いただければと思います。また、たんに明日からやってみよう!くらいの感じで読んでもらって、騙されたと思って実践してもらえばいいと思います。著者もいうように、手紙の効用というのは、もらう人だけでなく、書く人自身の生活をも豊かなものにします。運動をすればお腹がすくように、アウトプットが日常化すればおのずとインプットの質も高まってくると思うのです。
とまあ、マジメに宣伝してしまいましたが、これは何重にも楽しめる本だと思うので、ぜひ通して読んでみてくださいな。
ちなみに、この本のことを紹介して下さっているブログを発見したので、リンクさせていただきます。
http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51741879.html