
えーと、明日発売の『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』が、本国アメリカのAmazon.comのBest Books of 2008、ビジネス書部門の第1位に選ばれました!
本はできちゃっているので、早速受賞オビを製作中です。。。
経済学というのは人が最大の利益を求めて合理的に行動することを仮定しているのですが、実は(誰にも覚えのあるとおり)ミクロのレベルではそんなことはないのです。人の経済活動というのは合理的ではないし、しかもどう不合理かということは、予測できるというのがこの本の骨子です。
たしかに、「おとり」の商品の存在で最終的に買う商品が変わってしまうとか、買う立場と売る立場では値付けの仕方が違うとかということはままあるわけで、また商売人はそれを経験的に商売に生かしているわけですね。そのへんのことを、さまざまな実験で例証しているのがこの本なのです。
正しく理解できているかわかりませんが、たとえばアイロンメーカーが8000円のアイロンと20000円のアイロンを売っていたとします。この場合はたぶん8000円のアイロンのほうが多く売れそうですよね。でも、ここに12000円のアイロンを並べておくと、たぶん12000円のアイロンが多く売れそうです。アイロンですから、そうドラスティックに機能が変わるわけではないのですが、僕なら心理的に12000円を選ぶと思います。まあ、品物とか価格帯によっても変わってくると思いますが、こんなふうに人の買い物というのはわりといい加減なのですよ。
買う側にとっても、売る側にとっても、目からウロコのしくみが満載で、読み物としてもなかなか面白いですよ。歴代のノーベル賞受賞者も絶賛しています。
ちなみに私が使っているアイロンはEIJ松澤氏推薦のモーフィーリチャーズconfigripです。スチーム量はハンパなくて、400mlの水があっという間になくなります。あ、関係ないか。