12/13、BONES著者トークセッション@紀伊國屋新宿本店
そうそう、これを忘れてはいけません。12月13日日曜日には、日本の本屋の代名詞みたいな紀伊國屋新宿本店で、『BONES』の著者トークセッションを行いました。
そもそも刊行から1年半も経ってこういうイベントをできるというのは、なかなかのラッキーでもあります。紀伊國屋さんの太っ腹に感謝!
『BONES――動物の骨格と機能美』は、横浜・野毛山動物園の獣医さんである東野さんが主に作った骨格標本を、写真家の湯沢英治さんが写真に撮り、東野さんの解説をつけた異色の写真集ですが、おかけさまで好調な売れ行きを示しています。
さて、トークショーでは実際に東野さんが作った骨格標本を見せながら、動物の骨のどこが面白いのかを丁寧に解説。写真の頭骨はアムールトラのもの。歯の特徴や、噛み付くための頬の筋肉を支える骨の構造についてなど、わかりやすく説明してくれました。また、湯沢さんがそれをどのように撮ったのか、どこが美しいのかを解説。
面白かったのは、制作過程において、だんだんと東野さんが、湯沢さんならこう撮るだろうということを意識して標本を作ってきた、ということ。そのうち、骨のここを見せたい!という特徴について、二人で自然にコンセンサスができてきたということ。バックグラウンドが全然違うお二人――しかもふだん話を聞いている私としては、はたしてこの二人の話が噛み合うのだろうかと不安に思うこともあったのですがw、そういうケミストリーって不思議ですよね。
で、会場のみなさんには骨が回覧されたので、じっくりとその構造を観察することができます。
これはタヌキの手。猫の手は、獲物を仕留めるために爪が発達してますが、イヌ系の動物はおもに走り回ることを得意とするように進化してきたらしいです。
これはそのタヌキの頭。意外と小さいですね。トラの頭は丸いけど、タヌキの頭は長い。
ほかにも、撮影時のエピソードや、標本の作り方など、面白い話がたくさん出てきました。とくに標本の作り方については、虫に食わす、ポリデントに漬ける、なんて思いつきもしませんよね。
会場からの質問で僕的にちょっとウケたのは、「脳みそがうまく取れないんですが、どうしたらいいですか?」というもの。なんとマニアックな……東野さんいわく、ちゃんと水に浸して、こそげ取るしかないそうです。
今回実はなんと同じ内容のトークを一日に二回やるというダブルヘッダーだったのですが、二回とも満員!いやあ、ありがたい。写真はたぶんハーフタイムの反省会。左のうさんくせえのが私。最近ぶしょーヒゲで会社に行ったら「今日は一段とイエス感が強い」と言われました。キリストっぽいってことらしいです。アーメン。
トークショー後には書籍の販売も。著者のサインももらえることもあって、結構売れました。早川書房的にはガッポガッポですw。同行していた営業課長の顔が (\_\) になってました。
で、撤収中に、イベントを企画して実際に仕切ってくださった紀伊國屋のビューティダイナマイトお二人と記念撮影(どっちかがビューティでどっちかがダイナマイトなわけではなく、両方がビューティダイナマイトなわけです)。この日の成功は本当に紀伊國屋さんのおかげです!ありがとうございました!
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