もう一人のエレナ
みなさま、ナリーニ・シンの『青の瞳をもつ天使』はお読みいただけましたでしょうか。
主人公の女性腕利きヴァンパイア・ハンターのエレナの活躍、いかがでしたでしょうか。
ここで、話を変えて、ある少女の物語をご紹介します。
その少女の名前は『青の瞳をもつ天使』のヒロインと同じで、エレナ。
『パパ、ママ、あいしてる』のヒロインです。
このエレナは3年まえの冬、もうすぐ6歳の誕生日というころに、悪性の脳腫瘍で余命135日と宣告されてしまいます。放射線治療・化学療法によりいったんは具合がよくなるのですが、すぐに病状は悪化し、宣告から8カ月半後、短い生涯を終えるのです。
悲しみの中、両親はエレナが生前、家のあちこちに手紙を隠していたことに気づきます。本棚、ドレッサーの引き出し、両親の鞄のポケット……脳腫瘍のためにゆがんだ字で書かれた、両親や妹への「あいしてる」の言葉。そして、たくさんのハートマーク。手紙は2年以上たったいまもときおり見つかっているそうです。
自分自身、病気でつらい思いをしていたはずの少女がのこしたこの愛のメッセージを見ると、人生を愛することの大切さを感じずにはいられません。
このエレナの物語は、テレビや新聞、雑誌やネットのニュースでも紹介されたのでご存知の方も多いでしょう。
本書『パパ、ママ、あいしてる』は、両親がエレナの思い出を残すため綴ったブログ日記をまとめたものです。涙なしには読めません(もう本当に!)。
『青の瞳をもつ天使』の大きなエレナとともに、『パパ、ママ、あいしてる』の小さなエレナの物語もいかがでしょうか。
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※ 『パパ、ママ、あいしてる』特設ページ もご覧ください。









