編集部のよしなしごと

2010年1月26日 (火)

目録できました!

さてさて、2010年1月版《ハヤカワ文庫目録》が出来てまいりました。

毎年1月と7月に新しく作られているこの目録ですが、
今回の目録がいままでのものと違うところは、そう!

イソラ文庫のページが新しくできているのです!

ばんざい! 神も照覧あれ!

Photo

さらに、見返しの広告もイソラ文庫ですよ!

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この《文庫目録》、本好きのみなさまはごぞんじのとおり、解説を読んでいるだけで楽しめることはもちろん、作家のこと、作品のこと、その文庫の性質についてなど、さまざまなことがわかるのです。。。
さらに、各社の文庫目録を比較すれば、それぞれの出版社の傾向と対策も分かってマスコミ就職希望者に大人気(がんばれ大学生!)。

しかも、驚きのお値段…これだけ文字が詰まって、無料でもらえます(ただし、ぱらぱら見ていると欲しい本がいろいろみつかってしまう件については責任もちませんが)。

まだできたばかりですが、1月下旬から徐々に全国の書店に配布されます。大きい書店ではもらえるところもありますし、早川書房またはハヤカワ・オンラインお客様係に注文していただければ、郵送でお届けいたしますので、おたずねください。

ハヤカワ・オンラインお客様係
customer@hayakawa-online.co.jp

イソラ文庫の雄姿を、ぜひご確認ください。

ちなみに、目録の表紙はこんな ↓ です

1

2010年もイソラ文庫からすてきな作品をお届けしますので、

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

2009年11月13日 (金)

本屋さんで僕と握手!

《イソラ文庫》を置いて下さっている全国の書店さんから
写真が届きましたのでご披露いたします。

まずは神楽坂の 芳進堂ラムラ店さま!

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《イソラ文庫》のラックが、こんな平台の一等地に…(感涙)

そして、 紀伊国屋書店松戸店さま!

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こちらはマツドネーゼ(松戸にお住まいの素敵なレディ)たちが
足しげく通われると評判のお店ですが、
読書家のくまさんの手書きPOPを掲げて下さっています!

《イソラ文庫》が読者のみなさまに手にとっていただけるのは、
たくさんの本屋さんのおかげなのです!

全国の本屋さんには足を向けて寝られません。
なのでイソラ文庫編集部ではみんな立って寝ていますよ!
これからも、足がむくみがちな編集者たちが作る《イソラ文庫》を
どうぞよろしくお願いいたします。

2009年10月13日 (火)

創刊3点、現在発売中!

お天気の良かった三連休、いかが過ごされましたか? 

イソラ文庫創刊直後に読書の秋の三連休、どれぐらい手を伸ばしていただけるのか…連休中はドキドキしながら書店さんの売り上げをチェックしていました。

いまのところは、『月の光に魅せられて』と『おいしいワインに殺意をそえて』がデッドヒート(当社比)を繰り広げており、それを『人生最高の10のできごと』が追っているようです。

ご購入いただいた皆様、どうもありがとうございます!

他のジャンルと兼任するかたちでイソラ編集部員となった三人、創刊の大変さに目を回していましたが、こうして皆様のお手元に届くものができたのだと思うと感慨深いです。

これからも色々な面白い作品を準備しておりますので、よろしくお願いいたします。

ブログへのコメントもお待ちしております。読後のご感想やご意見、ご遠慮なくお寄せくださいね。

2009年10月 9日 (金)

イソラ文庫、創刊!

イソラ文庫、創刊! 台風一過の空の下、《イソラ文庫》本日創刊です!

無事創刊にこぎつけたことを感謝して、
そしてヒット祈願のため、
早川書房のもっともご近所にある「一八稲荷神社」さんに
お参りに行ってきました!
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あれ? 閉まってる…?

と思ったら、格子の一枚だけガラスが抜いてあって、
そこから手を入れてお賽銭を納めてね! ということらしい。

「重々ご縁がありますように」ということで、
25円を賽銭箱に入れ、手を合わせてきました。


「売れて売れて、重版が追いつかなくて困りますように!」
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ところで、Kちゃん(コージー・ミステリ担当)と
わたし(utchey/その他担当)がお参りに行ったのですが
Higashiさん(ロマンス担当)はお留守番でした。
「Higashiさん、ヒット祈願に行こうよ」と誘ったところ、
ロマンスの神様は一神教だからだめ」と断られたのです。
広瀬香美かよ!


ネット書店等では昨日から続々と売り上げの報告があがってきていて(お買い上げいただいた方、ありがとうございます)、
その数字によると、《イソラ文庫》創刊3点のうちではロマンス『月の光に魅せられて』がいちばん好調のようです。


ロマンスの神様どうもありがとう ♪


おいしいワインに殺意をそえて』と『人生最高の10のできごと』も、
よろしくお願いします!

2009年10月 7日 (水)

見本が出来ました!

イソラ文庫創刊まであと2日!

ついに……ついに見本が届きました!
できたどー!!

読者の皆様には、書店店頭で実物を見ていただくとして、ここで自慢のポイントをいくつかご紹介します。

★背!

ジャーン! 背表紙です。
イソラ1、2、3とそろった番号に、感慨もひとしお。
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そして、実はイソラ文庫は「色」でジャンルを区別できるようになっています。
文芸エンタメ」は水色
コージー・ミステリ」は黄緑
ロマンス」は
これからジャンルが増えるにつれ、よりカラフルになっていきますのでお楽しみに!


★スリップ!

これは本屋さんのレジで抜かれてしまうものですが、こんなところにもこだわりが。

実はハヤカワ文庫は、文庫レーベルごとにスリップの色が違うのです。
ミステリ文庫は肌色、SF文庫はオレンジ、JA(日本人作家)文庫は藤色…というように。
で、イソラ文庫はなに色がいい? と聞かれ…迷わず選んだのは「空」色でした。

なんたって「イ空文庫」ですからね!


あ、あれ…? みんなどこ行っちゃうの…?

…ダジャレはさておき、「今日もいい空。イソラ文庫」というのは、読書をするのに向かない天気なんてない! いつだって読みたくなっちゃう本たち、という意味をこめたフレーズなのです。
だから空色。

これが空色だ!(ちょっと曇りっぽい)
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それにしても、日本の色の名前って風流ですね。若竹、もえぎ、鶯…
「浅黄」は全然黄色じゃなくて青系だし、「うす水」も水色ではなくグレー系。面白いものです。

台風が近づいていますが、創刊直前のイソラ文庫編集部も中心気圧があがっています!

あと2日! お楽しみに!

2009年10月 6日 (火)

10月の文芸エンタメ『人生最高の10のできごと』

(長文です、すみません。お急ぎの方は★★★★★の印まで飛ばしてください)

あれは10年前、わたしが高校を卒業し、上京したばかりのこと。
初めての一人暮らし、初めてのバイト、そして初めての携帯電話。
テレビ禁止の実家で育ったわたしは、本当に世間知らずでありました。

ある日、めったに鳴ることのないわたしの携帯に着信が。
見知らぬ番号で「英会話と海外旅行に興味がある人に得するお話があります」という。
この手の電話は今なら3秒で切らせていただくのですが、世間知らずで友達も多くなく、かつ好奇心でいっぱいだったわたしは話に乗っかって、いつのまにか電話の主と会いに行くことに。

(それと、電話の主の話し方がとてもうまかったので、その話術を盗んでやろうと思ったのもありました)

で、待ち合わせ当日。
昼下がりの渋谷(初めて行った)に現われたのは、見るからにホストと言うか、ギャル男というか、スーパーサイヤ人系の茶髪の殿方(以下、ギャル殿)でした。
もちろん今までの人生でそんなタイプと運命が交差したことがなかった私は、即座に逃げ出したくなりましたが、せっかくなのでもう少し見届けよう、とギャル殿のオフィスへ着いて行きました。

ちょっとしたカフェふうの広い部屋にはあちこちにテーブルと椅子があり、何人もの男女がそれぞれ話しています。わたしとギャル殿も着席し、飲み物が出されて、世間話からいつのまにか勧誘へ。
ようするに「会員になって毎月一定額を支払うと英会話の講習がお得に受けられて、海外旅行や留学も格安になって、さらにジュエリーも…」みたいな話でした。
ギャル殿はわたしが断わるたびに「あ、そう? じゃあさ…」と話を切り替え、世間話→勧誘の波状攻撃をたくみに繰り返します。こっちも頑固に断り続け、双方疲れ果てて、「じゃあ気が変わったら電話して」と解放してもらえたときには、5時間半が過ぎていました。

外に出てみるとすっかり夜。
渋谷の夜景をバックに、激闘を終えたサッカー選手がユニフォームを交換するように、わたしとギャル殿はがっちり握手で健闘をたたえあったのでした。

このときの5時間半の世間話の中で、唯一わたしの記憶に残っていたのが、ギャル殿が「この本は絶対感銘を受けるから」と教えてくれた本。
帰り道、この日の記念にと買って帰りました。
いまとなっては本がどこかに行ってしまい、書名も覚えてないのですが、
「天国はない、死後にあるのは無だけ」⇒死ぬのは怖い
「天国はある、死んだあとはハッピー」⇒死ぬのは怖くない、もし天国がなかったとしてもそれを知ることはないので無問題
だから、天国はあると考えたほうが幸せじゃん! というような内容でした。

天国があるかないかはわかりませんが、イソラ文庫の10月の新刊は、天国に行ったばかりの女性が主人公。
彼女は天国で「人生最高のできごと」を挙げる作文を書くのですが、わたしが今この作文を書くとしたら、上記のギャル殿との遭遇をそのひとつに数えるつもりです。
その理由は、この本を読んでいただけばわかるはず……。

★★★★★

10月の文芸エンターテインメントは、『人生最高の10のできごと』(アディーナ・ハルパーン著/田辺千幸訳/定価798円)。

 昨夜、29歳で死んだばかりの主人公アレックスは、気がつけば天国にいました。そこでは、なんでも想像するだけで手に入り、食べ物は食べても太らない、家は散らかしても勝手にきれいになるすばらしい場所。でも、それはここが最高の第七天国だから。突然現われた守護天使がアレックスに問います。あなたはせいいっぱい良く生きようとした?

 第七天国は困難を耐え、世界を変えようと努力した善人たちのもの。アレックスは自分がそこにふさわしいことを証明するため、自分の人生を振り返り作文を書くことになります。課題は「人生最高の10のできごと」。
ママのおなかに入った日、一生の親友と出会った日、初めて男の子とキスした日、自分ひとりの力で仕事を手に入れた日……アレックスは人生を振り返り、ターニングポイントになったできごとを挙げていき、そして最後に大切なことに気づきます。

 コミカルに、ときにシリアスに描かれるひとりの女の子の人生経験には、誰でも多少おぼえがあるはず。たくさん笑って、最後にしんみりあたたかい涙が出るような物語です。ぜひお手にとってみてください。

お求めは、お近くの書店またはハヤカワ・オンラインへ!
『人生最高の10のできごと』詳細ページ

2009年10月 1日 (木)

いよいよ!

イソラ文庫創刊まであと8日!

思えば、編集部長から「ちょっと話がある」と呼び出されたのが去年の秋。
何を怒られるのかしらと覚悟を決めて行くと、編集部のKちゃんとHigashiさんもいて、3人への部長命令として、イソラ文庫を創刊することになったのでした。

文庫の名前を考えるところからはじまって(80個くらい考えました)、どんなジャンルをカバーするか、他社の動向は、イメージは、キャッチコピーは……と、3人で秘密会議と称して何度も会社の1階の喫茶《クリスティ》にこもり、激論を戦わせました。

冬から春にかけては、いろんな会議にはかり、いろんな本の翻訳権を取得してもらって、翻訳を依頼してラインナップをととのえました。
夏には、イソラ文庫のヴィジュアルを決めるため、総合デザイナーとして大野リサさんを迎えました。(打ち合わせでお邪魔したおしゃれな事務所には超絶かわいいフレンチブルドッグが2匹いて、わたしは話をほかの二人にまかせて わんこたちと遊んでました)

そうこうするうちに夏も終わりに近づき、原稿の校正やらカバーの進行やらでいつのまにかドタバタに…。
てんやわんやの末、えいや! とすべて印刷所に回して、どうにか10月9日の創刊を迎えられそうです。

ここまで、長かったなあ……
それに、ものすごくたくさんの人に、それぞれプロとして、力を貸してもらっている。
ありがたいことです。

なんだか卒業式みたいになってしまいましたが、イソラ文庫はこれから始まるのです。
あとは読者のみなさんに喜んでいただくだけ。
毎月まちこがれてもらえるような本を次々お届けしますので、どうぞお楽しみに!

ブログへのコメントもお待ちしてます~。