数年前にローマを旅行したことがあるのですが、そのときに気がついたのは、イタリアの警察官って制服が格好いい!ということでした。観光シーズンだったためか、市警や国家警察や、カラビニエリ(軍警察)などのあちこちの制服警官の姿が見られたんです。
イタリア在住の作家と言えば、リサ・マリー・ライスとか、シャノン・マッケナとかいますよね。たまたま、ちょうどそのころ、カラビニエリのヒーローが登場するリサ・マリー・ライスの作品を読んだばかりだったから、なおさらでした。制服を着たホットなヒーローとのロマンス、いいですよね。そんなホットな作品といえば(制服ヒーローではないのですが)、2月刊のビジネスマンヒーローが登場するThe Fortune Hunterがけっこうきてますので、お楽しみに。
話を戻しますが、制服といったら、軍服ははずせませんよね。平和主義者のわたしですが、かっこいい制服だけはお気に入りです。とくに、それが特殊部隊だったら……。スーザン・ブロックマンのSEALのシリーズなんて、いいですよね……。そんなことを考えていた一年ほど前、ロマンス本の相談をしていた文芸エージェントさんが言いました。『SEALのロマンスがありますけれど、興味ありますか?』もちろん、興味あります!
というわけで、イソラ文庫12月刊のロマンス、ジョアン・ロスの『熱く危険な再会』は、米海軍特殊部隊SEALの元隊員がヒーローです!
長年の夢だった昇進をかなえたばかりのサブリナは、思いがけない事件に巻き込まれ、静養のために、亡き祖母から受け継いだ屋敷のある、南部の故郷の島に帰ってくることになります。そこで彼女は、少女時代の恋の相手ザックと再会します。元米海軍特殊部隊SEAL隊員だったザックも、戦闘中のあるできごとがきっかけで除隊し、帰郷したところでした。それぞれに心の傷を抱えた彼らは、いつしか惹かれあうようになります。ですが、のどかで平穏なはずの島で連続殺人が起こり、二人の身にも危機が迫るのです。サブリナに迫る魔の手、ザックは彼女を守ることができるのでしょうか……。
物語の舞台は、『風と共に去りぬ』のモデルになったとされる屋敷と紅茶農園です。そんな歴史のある風光明媚な島で、二人の恋人のホットなロマンスがくりひろげられます。レストランのオーナー・シェフであるサブリナの親友と保安官のカップルの関係もすてきです。
残念ながら、回想シーン以外ではザックの制服姿が見られませんが、そのかわり、ツールベルトをつけた姿が登場します。ツールベルトをつけたロマンスのヒーローもいいですよね……。
ハイリスク・シリーズの1巻目となるこの『熱く危険な再会』ジョアン・ロスは、12月9日の刊行です。どうぞお楽しみに。
《イソラ文庫》11月の新刊発売まであと9日!
11月の新刊、『19分間 』と『ジュリー&ジュリア』の
カバーが出来ました! 今回も、美しく優しい
女神のようなデザイナー・大野リサさんに感謝!
原書のカバーと一緒にごらんください。
まずはジョディ・ピコーの小説『19分間』です!
原書(アメリカ版ハードカバー)はこちら。
(右は同じ著者の『私の中のあなた』映画帯つき/絶賛発売中です)
背表紙は作者のピコー女史です。金髪美人。
ちょっとジェニファー・アニストンに似てる?
そして、完成したばかりの日本版はこちら!
上・下巻で、主人公のふたりを描いています。
中身を読んでからこの表紙を見ると、じんわり心にしみ入るであろう表紙です。
そして、12月から映画が公開となるジュリー・パウエルのエッセイ『ジュリー&ジュリア』!
各国いろいろなバージョンがありまして、
アメリカで出たものが3パターン。
(ロブスターバージョン)
カクテルを持って乾杯する手、鍋、
そして逃げ出したロブスター。
本書の要素がほとんど集約されています。
(泡立て器バージョン)
「グーグーガンモ」みたいな泡立て器です。
(映画バージョン)
映画の主人公、ジュリー(エイミー・アダムス)と
ジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)の写真。
これがまたほんとにいい映画なのです(詳しくは別エントリで)。
そして、イギリス版はこちら。
ロブスターからエクトプラズムが出ています。
さらに、フランス版はこんな感じです。
サブタイトルが「セックスとブログとブフ・ブルギニヨン」。
ブフ・ブルギニヨン(牛肉のブルゴーニュ風煮込み=赤ワインを使ったビーフシチューみたいなものです)は本書の中でも重要な鍵となる料理です。
そして、栄えある日本版は……こちら!
主人公ジュリーと彼女の心の師となるジュリアの、明るく、ときにエキセントリックで、色彩豊かな暮らしを表現しています。
《イソラ文庫》の2点は11月6日(金)より全国の書店で発売予定です。
ご期待ください!
なお、ハヤカワ・オンラインでも予約できますので、こちらもご利用ください。
イソラ文庫では、だいたい月1冊のペースでロマンス作品を刊行していく予定です。
10月の創刊でのロマンス作品は、テレサ・マデイラス『月の光に魅せられて』です。これについてもう少し紹介します。
テレサ・マデイラス/辻早苗 訳
『月の光に魅せられて』定価840円(税込)
1820年、英国。社交界デビューの直前に両親を亡くしたキャロラインは、以来、自分の幸せはあきらめ、苦労して二人の妹達を育ててきた。美人と評判の上の妹は、おばの援助でデビューがかない、ハンサムで裕福な子爵エイドリアンに求婚されている。ところが、その彼には吸血鬼ではないかという噂があった。真夜中の晩餐会で初めてエイドリアンに会ったキャロラインは、謎めいた妹の求婚者にどうしようもなく惹かれていく。禁じられた恋と邪悪との闘いにいつしかひきこまれていった彼女を待ち受けるものは? RITA賞とロマンティック・タイムズ賞のファイナリストになった話題のヒストリカル・ロマンスです。
訳者あとがきで、「パラノーマルをテーマにしたヒストリカル・ロマンスで、ちょっぴりゴシック色もあり、コミカルなテイストまでくわえられているという、"ひと粒で何度もおいしい"ロマンス小説」と紹介をいただいています。まさに、そういういい雰囲気の作品です。
パラノーマル・ロマンスについてはまたそのうちご紹介しますが、ゴシック小説というのは、ヒストリカル・ロマンスのヒロインが読みふけって、「あのひとはゴシック小説の登場人物みたい……(はーと)」なんて言って、ため息をついているアレですね。『月の光に魅せられて』のヒーローも、黒づくめの服装で登場したりしていますから、ゴシックの要素はばっちりです(もちろん、それだけではないです)。
お楽しみに!
イソラ文庫の創刊日が決まりました! 10月9日(金)発売です~。
発売まであと37日!
創刊準備も大詰めですが、ここで、記念すべき第1回の配本ラインナップの原書をおひろめいたします。 (あらすじ等は下のエントリをごらんください)
まずはアディーナ・ハルパーン『人生最高の10のできごと』。
ゲラゲラ笑えて、ほろりと泣ける、素敵なお話です。
ちなみに原稿を5回ほど読んだ担当編集者は、すでに表紙を見ただけで泣けます。
そして『おいしいワインに殺意をそえて』。
ワイナリーが舞台のコージー・ミステリです。
表紙にワインボトルとグラスが隠れているの、わかりますか?
ワインによく合う料理がたくさん出てきて、おなかがすくこと間違いなし。
それから、『月の光に魅せられて』はこちら。
吸血鬼(?)にまつわるヒストリカル×パラノーマル・ロマンスです。
ちなみに、こんな↓扉絵がついています。
以上、3点が第1回配本となります。
日本版はどんな表紙になりますやら? どうぞお楽しみに。