1月のロマンス……じゃなくてアーバン・ファンタジイ『パリは恋と魔法の誘惑』は……
または「大事なところにカエルが!」の巻。
さて、これまでのイソラ文庫で、背のisolaのロゴマークが色分けされていることに、お気づきでしょうか。
ロマンスは紫、コージー・ミステリは黄緑、文芸エンタメは水色、そして、『ジュリー&ジュリア』のようなエッセイ/ノンフィクションはオレンジになっています。
さて、それでは1月刊の『パリは恋と魔法の誘惑』は?
アーバン・ファンタジイとして新色を選び、ピンク色になりました(これで色のバリエーションは終わりの予定です)。
働いていた会社が倒産したアシュリンは、伯父の会社に雇ってもらい、初仕事としてドラゴンをかたどった黄金の水差しをパリに届けることになる。
ところが、受け取るはずの女性は魔法陣の中で殺されていた!
容疑者になってしまったアシュリンは、濡れ衣を晴らすため、現場からドラゴンの水差しを持ち去った謎めいた男性ドレイクを探し、パリのオカルト社会に潜入する。
そこで、なぜか犬の姿をした魔物を召喚してしまって……というのが『パリは恋と魔法の誘惑』のあらすじです。
アーバン・ファンタジイというからには、ロマンスじゃないのかとご心配の皆さん。
たしかに、この本だけでロマンスとしては完結していないという意味ではロマンスじゃないのですが、
シャンナ・スウェンドソンの〈(株)魔法製作所〉シリーズとは、分類は同じだけれど、もう少しセクシーな場面もあるかな……
というくらいのロマンス度です。
ロマンス・ファンの皆様の期待は裏切りません。ヒーローはドラゴンの化身。
かなり格好いいのですが、「傲慢」です。でも、そこが危険な魅力というかなんというか。
それでいて、とても愉快な作品です。
殺人事件が起きて、ヒロインの活躍によって解決されるので、コージー・ミステリと呼んでもいいかなと、私は思うのですが、
編集部のKさんによると、セクシーな場面があるものはコージー・ミステリとは言い難いそうです。
でも、そのあたりが気にならないコージー・ファンの皆様にもおすすめ!
今回の舞台はパリということで、トラベル・ミステリ風なお楽しみもあります。
話は変わりますが、
殺人事件で出会ったハンサムな彼はドラゴン?
というキャッチコピーをオビにつけたら、会社の女性陣になぜか受けていました。
だけど、本当は
大事なところにカエルが!
燃えさかる炎!!
というような文面のオビにしようかと思っていました(といっても、カエルは出てきません)。
自制心が働いて、今のオビにしたのですけれど……。
さて、どんなお話なのか、1月7日の発売をお楽しみに!
(編集部higashi)






