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2009年12月

2009年12月29日 (火)

1月のロマンス……じゃなくてアーバン・ファンタジイ『パリは恋と魔法の誘惑』は……

または「大事なところにカエルが!」の巻。

さて、これまでのイソラ文庫で、背のisolaのロゴマークが色分けされていることに、お気づきでしょうか。
ロマンスは紫、コージー・ミステリは黄緑、文芸エンタメは水色、そして、『ジュリー&ジュリア』のようなエッセイ/ノンフィクションはオレンジになっています。

さて、それでは1月刊の『パリは恋と魔法の誘惑』は?
アーバン・ファンタジイとして新色を選び、ピンク色になりました(これで色のバリエーションは終わりの予定です)。

働いていた会社が倒産したアシュリンは、伯父の会社に雇ってもらい、初仕事としてドラゴンをかたどった黄金の水差しをパリに届けることになる。
ところが、受け取るはずの女性は魔法陣の中で殺されていた!
容疑者になってしまったアシュリンは、濡れ衣を晴らすため、現場からドラゴンの水差しを持ち去った謎めいた男性ドレイクを探し、パリのオカルト社会に潜入する。
そこで、なぜか犬の姿をした魔物を召喚してしまって……というのが『パリは恋と魔法の誘惑』のあらすじです。

アーバン・ファンタジイというからには、ロマンスじゃないのかとご心配の皆さん。
たしかに、この本だけでロマンスとしては完結していないという意味ではロマンスじゃないのですが、
シャンナ・スウェンドソンの〈(株)魔法製作所〉シリーズとは、分類は同じだけれど、もう少しセクシーな場面もあるかな……
というくらいのロマンス度です。
ロマンス・ファンの皆様の期待は裏切りません。ヒーローはドラゴンの化身。
かなり格好いいのですが、「傲慢」です。でも、そこが危険な魅力というかなんというか。
それでいて、とても愉快な作品です。

殺人事件が起きて、ヒロインの活躍によって解決されるので、コージー・ミステリと呼んでもいいかなと、私は思うのですが、
編集部のKさんによると、セクシーな場面があるものはコージー・ミステリとは言い難いそうです。
でも、そのあたりが気にならないコージー・ファンの皆様にもおすすめ!
今回の舞台はパリということで、トラベル・ミステリ風なお楽しみもあります。

パリは恋と魔法の誘惑

話は変わりますが、
殺人事件で出会ったハンサムな彼はドラゴン?
というキャッチコピーをオビにつけたら、会社の女性陣になぜか受けていました。
だけど、本当は
大事なところにカエルが!
燃えさかる炎!!

というような文面のオビにしようかと思っていました(といっても、カエルは出てきません)。
自制心が働いて、今のオビにしたのですけれど……。
さて、どんなお話なのか、1月7日の発売をお楽しみに!

(編集部higashi)

2009年12月28日 (月)

2月刊ラインナップ紹介!

2月5日発売ぶんのラインナップをご紹介します!
今回は、この2点です。

【コージー・ミステリ】
ナンシー・マーティン 戸田早紀/訳
〈ブラックバード姉妹の事件簿〉シリーズ
『億万長者の殺し方教えます』How To Murder a Millionaire
生まれて初めて就職した元セレブの新聞記者ノラは、偶然死体を発見し?! 
本国アメリカで人気のコージー・ミステリ・シリーズ登場

【ロマンス】
ジャスミン・ヘインズ/木村浩美訳
『愛と情熱の契約結婚』The Fortune Hunter
野心家のビジネスマンと幸せな家庭を望む内気な社長令嬢。
火花散る二人のセクシー・ロマンス。

どうぞお楽しみに!

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2009年12月22日 (火)

1月新刊、見本ができあがりました!

今年もあと一週間ほど、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日、イソラ文庫1月の見本ができあがってきました!

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1月の新刊は『パリは恋と魔法の誘惑』と『林檎の庭の秘密』です!

右側の『パリは恋と魔法の誘惑』は皆様おまちかね(ですよね?)のアーバン・ファンタジイ。

元気なヒロイン・アシュリンが奮闘する、笑いあり・涙あり・恋あり・魔物ありのキュートなファンタジイです。後ろにあるのは真っ赤な原書ですが、色は違うものの印象は似てますね。日本版カバーは清水宣子さんのかわいいイラストです。パリを歩くアシュリンと、怪しい黒い犬と、あれ、何かの生き物のしっぽが…? ぜひ店頭でお確かめください!

そして左側の『林檎の庭の秘密』は不思議な力を持つ姉妹が主人公です。

故郷でケータリングなどしつつ静かに暮らす内気な姉のもとに、疎遠だった妹が幼い娘を連れて帰ってきます。二人の謎めいた力や、庭にある不思議な林檎の木、現代なのにどことなく懐かしい雰囲気…なんといえばいいのでしょうか、物語の中へ猛烈に移住したくなります。お勧めです! 後ろの原書はシックな油彩画風のカバー。こちらも物語の雰囲気をよく伝えていますね。

2冊とも1月7日発売です!

(1月は担当なしの編集部Ko)

2009年12月17日 (木)

映画『ジュリー&ジュリア』ゴールデン・グローブ賞ノミネート!

イソラ文庫に原作が収録されている映画『ジュリー&ジュリア』が、 いいよ先週末から公開になっていますが、もうご覧いただけましたか ?
ホリデイ・シーズンにふさわしい、明るくてあたたかくて幸せになれ る作品なので、自信をもっておすすめします。ぜひ映画館でごらんに なってください!
そして、なんと! 
昨日、第67回ゴールデン・グローブ賞の候補作品が発表になり、われ らが『ジュリー&ジュリア』が2部門でノミネートされました!

ミュージカル/コメディ部門の作品賞と、主演女優賞(メ リル・ストリープ)です。
おめでとうジュリア! 
おめでとうジュリー!

とくにメリル・ストリープは、『恋するベーカリー』とのWノミネー ト。『ジュリー&ジュリア』で演じたあの愛らしいジュリア・チャイ ルドを見れば納得の結果ですが、受賞にも期待が高まります。
ゴールデン・グローブ賞はアメリカですぐれた映画とテレビドラマに 与えられる賞ですが、アカデミー賞の結果を占うたいせつな賞。
来年1月17日(アメリカ時間)の受賞作の発表を、楽しみに待ちたい と思います。

これがメリル・ストリープ演じるジュリア ・チャイルド(アメリカではサザエさん並みに誰もが知る料理研究家 )

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こっちはもうひとりの主役、エイミー・アダ ムス演じるジュリー・パウエル(ジュリアの料理本の524皿を全部作る ことに挑むOLブロガー)


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映画公式サイト『ジュリー&ジュリア』

そして、映画を見るかどうか迷っている人は、こちらの原作ジュリー&ジュリアを本屋さんでどうぞ! ただし美 味しいものがたくさん出てきますから、空腹時に読むのは気をつけて !


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2009年12月14日 (月)

『熱く危険な再会』は……

12月刊のロマンス、ジョアン・ロスの『熱く危険な再会』は、もうお楽しみいただけましたでしょうか。

ロマンスでは、続編や関連作品のことをスピンオフと呼ぶようですね。
じつは今回の作品、ジョアン・ロスのこれまでの作品のスピンオフだったりします。 未訳のロマンティック・サスペンス作品(こちらもいつか紹介できるといいですね……)の主役カップルの名前も会話に出てくるのですが、邦訳された作品(ハーレクインの『さそり座の恋人』)からもあるカップルが重要な役どころで登場します。 作品の冒頭で、ヒロインのサブリナは若くして国際ホテルチェーンでホテルの支配人を任されたばかりだったのですが、そのホテルチェーンのオーナー夫妻が前作のカップルです。
こんなこれまでの作品とのかかわりもロマンス読みの楽しみのひとつですよね。

そのほか、スピンオフではないのですが、『熱く危険な再会』にはどこかで聞いたことのある名前が……「ジュリア・チャイルド」、そう、イソラ文庫の11月刊、映画が公開されたばかりの『ジュリー&ジュリア』の主役の一人です。

397ページで「わたしは料理研究家のジュリア・チャイルドじゃないし、ティタニアみたいな才能はないけれど……」とヒロインがディナーに誘っているんですよ。

……と、編集作業中に編集部のイソラチームで話していたら、ジョディ・ピコーの傑作『19分間』を読んでいたKさんが
「あ、『19分間』にも、ジュリア・チャイルドの名前が出てきましたよ」
あれ、そう言われてみると、このまえ、寝る前にちょっと眺めていた他社のロマンスにもジュリア・チャイルドの名前が出てきたような……。ジュリア・チャイルドって、料理界だけにかぎらず、アメリカですごくよく知られた女性なんですね!

ただ、問題は、積読の山に埋めてしまったその他社のロマンス本がなんだったか忘れてしまったこと……。

最近のロマンス作品(ロマンスに限らなくても、もちろん歓迎ですが)で、ジュリア・チャイルドの名前が登場した作品、ご存知の方はこっそり教えていただけませんか……。

(編集部higashi)

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ジョアン・ロス『熱く危険な再会』ハヤカワ・オンライン
ジョアン・ロス『熱く危険な再会』amazon.co.jp

2009年12月 9日 (水)

1月刊ラインナップ紹介!

1月7日発売ぶんのラインナップをご紹介します!
今回は、この2点です。

【アーバン・ファンタジー】
ケイティ・マカリスター/原島文世訳
アシュリン&ドラゴン・シリーズ
『パリは恋と魔法の誘惑』 You Slay Me
アシュリンはパリへ黄金の竜の像を運ぶ仕事を請け負うが、届ける相手は魔法陣の中で殺されていた! 殺人の濡れ衣を晴らすため、現場から竜の像を持ち去った謎めいた男性ドレイクを探し、彼女はパリのオカルト社会に潜入する。お伴はなぜか召喚してしまった……犬の姿をした魔物?

【文芸エンターテインメント】
サラ・アディソン・アレン/佐田千織訳
『林檎の庭の秘密』 Garden Spells
その家の女たちには不思議な才があると信じられているウェイヴァリー家。園芸の才に秀でたクレアが今は独り暮らすその家に、十年前家出した妹が幼い娘を連れて帰ってきた。奇妙な共同生活はやがてすべてを変え始め……。田舎町の人間模様をマジック・リアリズムの香り豊かに描き、口コミから全米ベストセラーになった美しくも繊細な物語

どうぞお楽しみに!

2009年12月 8日 (火)

映画『ジュリー&ジュリア』、いよいよ今週末公開!

料理&おいしいもの好き、そしてすべての働く女性必見の
映画『ジュリー&ジュリア』が、いよいよ今週末公開となります!

公開直前とあって、いろんな雑誌や新聞に
映画評が掲載されていますね。
なかでも、わたくし編集(う)が「そうそう!」と膝を打ったのは、
藤原帰一氏によるこちら、AERAの映画評
AERA記事【役者が楽しいと映画も楽しい】

引用させていただくと、
映画『ジュリー&ジュリア』のメリル・ストリープ
本当に楽しそうで、幸せそうで、
【芝居の箪笥からいろいろな声を次から次へと引き出しては
楽しんでいるという印象です】
とあります。

まさにそのとおり、本当に、この映画の彼女は
ジュリア・チャイルドという偉大な人物を演じながらも、
女優メリル・ストリープの凄さを余裕を持って見せつけ、
かつとっても楽しそうなんですよ!
で、物語がハッピーなせいもありますが、
そんな彼女を観た観客も嬉しく、満ちたりた気持ちになれるという映画です。

エイミー・アダムスもキュートで嫌味がなくて親しみが持てるのですが
(とくにキッチンに大の字で寝そべって泣くところ)、
メリル・ストリープはそれ以上にすごい!(そして大きい!)

友達同士で行くもよし、
あるいは、ご夫婦や恋人同士で見るのもおすすめです。
ぜひお近くの映画館に足を運んでみてください。
>>映画『ジュリー&ジュリア』公式サイト
 

そして、映画を観る前にもあとにも観なくても超おすすめ!なのが
こちらの原作『ジュリー&ジュリア』。
クリスマスプレゼントにもおすすめの一冊です。


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2009年12月 3日 (木)

12月新刊、見本ができあがりました!

今日の東京は雨で寒いですね~。いや、東京だけではなく全国も曇りか雨のようですね。皆様ご多忙の時期、お風邪など召されませんよう。

さて、今日12月刊のイソラ文庫新刊の見本ができあがってきました!

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私の下手な写真で見づらいとは思いますが、本日できあがった早川書房の新刊の中に2冊並んでおります。白・赤・緑とクリスマス・カラーでめでたいですね! お正月の色でもありますね。年末年始の休み、皆様がほっと一息つくときにぜひお伴させていただければ嬉しいです。

≫『熱く危険な再会ハヤカワ・オンライン詳細ページ

≫『ハリー・ウィンストンを探してハヤカワ・オンライン詳細ページ