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2009年11月

2009年11月28日 (土)

12月のロマンス『熱く危険な再会』

数年前にローマを旅行したことがあるのですが、そのときに気がついたのは、イタリアの警察官って制服が格好いい!ということでした。観光シーズンだったためか、市警や国家警察や、カラビニエリ(軍警察)などのあちこちの制服警官の姿が見られたんです。

イタリア在住の作家と言えば、リサ・マリー・ライスとか、シャノン・マッケナとかいますよね。たまたま、ちょうどそのころ、カラビニエリのヒーローが登場するリサ・マリー・ライスの作品を読んだばかりだったから、なおさらでした。制服を着たホットなヒーローとのロマンス、いいですよね。そんなホットな作品といえば(制服ヒーローではないのですが)、2月刊のビジネスマンヒーローが登場するThe Fortune Hunterがけっこうきてますので、お楽しみに。

話を戻しますが、制服といったら、軍服ははずせませんよね。平和主義者のわたしですが、かっこいい制服だけはお気に入りです。とくに、それが特殊部隊だったら……。スーザン・ブロックマンのSEALのシリーズなんて、いいですよね……。そんなことを考えていた一年ほど前、ロマンス本の相談をしていた文芸エージェントさんが言いました。『SEALのロマンスがありますけれど、興味ありますか?』もちろん、興味あります!

というわけで、イソラ文庫12月刊のロマンス、ジョアン・ロスの『熱く危険な再会』は、米海軍特殊部隊SEALの元隊員がヒーローです!

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長年の夢だった昇進をかなえたばかりのサブリナは、思いがけない事件に巻き込まれ、静養のために、亡き祖母から受け継いだ屋敷のある、南部の故郷の島に帰ってくることになります。そこで彼女は、少女時代の恋の相手ザックと再会します。元米海軍特殊部隊SEAL隊員だったザックも、戦闘中のあるできごとがきっかけで除隊し、帰郷したところでした。それぞれに心の傷を抱えた彼らは、いつしか惹かれあうようになります。ですが、のどかで平穏なはずの島で連続殺人が起こり、二人の身にも危機が迫るのです。サブリナに迫る魔の手、ザックは彼女を守ることができるのでしょうか……。

物語の舞台は、『風と共に去りぬ』のモデルになったとされる屋敷と紅茶農園です。そんな歴史のある風光明媚な島で、二人の恋人のホットなロマンスがくりひろげられます。レストランのオーナー・シェフであるサブリナの親友と保安官のカップルの関係もすてきです。

残念ながら、回想シーン以外ではザックの制服姿が見られませんが、そのかわり、ツールベルトをつけた姿が登場します。ツールベルトをつけたロマンスのヒーローもいいですよね……。

ハイリスク・シリーズの1巻目となるこの『熱く危険な再会』ジョアン・ロスは、12月9日の刊行です。どうぞお楽しみに。

2009年11月20日 (金)

『ジュリー&ジュリア』と〈ディーン&デルーカ〉

映画『ジュリー&ジュリア』の公開を記念し、
作中にも登場する“食のセレクトショップ”DEAN & DELUCA
オンラインショップでキャンペーンが開催中です!

期間中にオンラインストアで 7,350円以上お買い上げになると、
抽選で、映画『ジュリー&ジュリア』チケットや、オリジナルエプロン、
Staub(ストウブ)のミニココット鍋、そしてイソラ文庫の原作本など、
素敵なプレゼントが当たるようですよ!

詳しくはこちら >> 映画「ジュリー&ジュリア」公開キャンペーン  

DEAN & DELUCA〉の名前を最近知ったくらい流行にうとい私ですが
ダニーロ・ディルーカの親戚?とか思っていたのは内緒)、
こちらのサイト、お洒落で洗練されているのはもちろん、
とても美味しそうなレシピがたくさん掲載されているのですね。

ラムと野菜のクスクス とか、かぶと玄米の牛スジスープ とか、 自家製のチャイティー とか……どれも美味しそうです!
三連休、ちょっと料理でもやってみようかという方はぜひ、
のぞいてみられるといいのでは。
ホリデイ・シーズンならではの特別な食材も、
いろいろ見つかりそうですね。

そしてもちろん『ジュリー&ジュリア 』を読んで作った気になるもよし。
イソラ文庫の『ジュリー&ジュリア』は絶賛発売中です!
9784151500060

2009年11月13日 (金)

本屋さんで僕と握手!

《イソラ文庫》を置いて下さっている全国の書店さんから
写真が届きましたのでご披露いたします。

まずは神楽坂の 芳進堂ラムラ店さま!

Ramura_9
 
《イソラ文庫》のラックが、こんな平台の一等地に…(感涙)

そして、 紀伊国屋書店松戸店さま!

Matsudo

こちらはマツドネーゼ(松戸にお住まいの素敵なレディ)たちが
足しげく通われると評判のお店ですが、
読書家のくまさんの手書きPOPを掲げて下さっています!

《イソラ文庫》が読者のみなさまに手にとっていただけるのは、
たくさんの本屋さんのおかげなのです!

全国の本屋さんには足を向けて寝られません。
なのでイソラ文庫編集部ではみんな立って寝ていますよ!
これからも、足がむくみがちな編集者たちが作る《イソラ文庫》を
どうぞよろしくお願いいたします。

2009年11月12日 (木)

大好評!『ジュリー&ジュリア』絶賛発売中

11月のイソラ文庫の新刊、
もうお手に取っていただけましたか?

下記の『19分間 』も傑作ですが、
こちらの『ジュリー&ジュリア』、
おかげさまで売り上げ好調です!

帯に【毎日が悪戦苦闘のあなたに贈る、
勇気と美食のトゥルー・ストーリー
】とあるとおり、
この本は、仕事や人生に悩んだひとりの働く女性が、
料理にまつわる挑戦で新しい世界をつかむまでの物語。

しかも、これは本当のできごと。
まだ「ブログ」という言葉が今ほど一般的でなかった2002年に、
著者ジュリーが、《ジュリー&ジュリア》プロジェクトと名付けた
ある挑戦を綴ったブログが本書のもとになっています。

その挑戦とは、カリスマ的料理研究家ジュリア・チャイルドの
料理本『フランス料理の達人 Mastering the Art of French Cuisine
に載っている524皿のレシピを、1年間ですべて作ること。

このジュリア・チャイルドという人は、
1940年代に夫の赴任先のパリで、ふと思い立って
料理学校コルドン・ブルーでフランス料理をまなびました。
そしてアメリカに帰国してから、1960-70年代に、
料理本とテレビの料理番組を通じてフランス料理を伝え、
アメリカの食卓に革命を起こしたと言われる人物です。

バターを怖ろしいほどふんだんに使ったり、
意外な素材を、複雑な(だけど自宅でもできる)調理法であしらう
ジュリア・チャイルドのフランス料理。

現代のニューヨークに暮らすジュリーは、
けしてもともと料理がうまいわけではないのに、
毎日仕事から疲れて帰ってきた後、
自宅の狭いキッチンで、ジュリアのレシピに挑みます。
ときには(わりと頻繁に)マジギレして「F**k!」を連発しながら
骨髄を取り出すため牛の骨を切ろうともがいたり、
ロブスターと格闘したり戦うジュリー。

だけど、そうしてジュリーが作った料理は
本当に美味しくて、彼女の心をときほぐし、
ブログの読者をも熱狂させます。
やがてブログの人気があらたな出会いを生んで、
ジュリーの人生は意外な方向へ……。

この本は、とくに【食べることが大好きな働く女性】に
お薦めしたい本です。
ジュリーの奮闘ぶりと、ジュリアの素晴らしい料理、
そしてジュリーを助ける優しい夫エリックや、
おかしな友人たちの軽妙な会話も楽しめる一冊ですので、
ぜひぜひ! どうぞ手にとってみてください。


さらに! この『 ジュリー&ジュリア』の映画がやってきます!
12月12日(土)より全国ロードショーのこの映画、
現代のジュリーを『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス
そして50年前のジュリア・チャイルドをメリル・ストリープが演じており、
このメリル・ストリープの熱演がアメリカでは大絶賛された傑作です。
ぜひとも本を読んで、映画館へ足を運んでみてください。

映画の予告編はこちらで見られます。
身長185cmの料理研究家を演じるメリル・ストリープをご覧あれ。
>>映画『ジュリー&ジュリア』公式サイト

クリスマスのディナーのヒントもみつかるかも?
ジュリー&ジュリア』はお近くの書店か、ハヤカワ・オンラインで!

9784151500060

2009年11月 9日 (月)

第3回配本(12月9日発売)ラインナップ紹介!

12月のラインナップをご紹介します!
今回は、この2点です。

【ロマンス】
ジョアン・ロス/金井真弓訳
ハイリスク・シリーズ
『熱く危険な再会』Freefall
故郷で再会したのは、幼馴染の特殊部隊SEAL隊員……ホットなロマンティックサスペンス

【文芸エンターテインメント】
ローレン・ワイズバーガー/佐竹史子訳
『ハリー・ウィンストンを探して』Chasing Harry Winston
仕事、家族、それに恋人……仲良しの女性3人は悩みながらも人生を変えようと奮闘する.

どうぞお楽しみに!

名前あれこれ

第一回配本のロマンス『月の光に魅せられて』いかがでしたでしょうか。
著者Teresa Medeirosはべつの2シリーズが他社から刊行が予定されているようですね。ちょっと楽しみです。あれ、でも、ホームページ上で見るかぎり名前がちがう?

出版社ごとに名前がちがうことはないわけではないのですが、こういうときって外国の名前って難しいって思います。たとえば、女性の名前Sarahを例にすると、サラと表記されることが多いですが、セイラ、セアラという表記もあります(こちらのほうが音に忠実のようですね)。このあたり、ある程度は作品の雰囲気にあわせて表記を考慮することもあります。

では、なぜテレサ・マデイラスという著者名にしたのか。綴りはMedeirosなので、マデイラスという発音は一見あまり自然ではなさそうですよね。でも、著者のウェブページのFAQ(よくある質問)で、 マデイラ酒のMadeiraに「S」だと書いてあったのです。そういうわけで、「テレサ・マデイラス」になりました。

著者名もそうですが、登場人物の名前もなかなか難しいことがあります。1月刊のロマンス/アーバンファンタジーとして準備中のKatie MacAlisterのYou Slay Meでは、主人公の名前がAislingです。「エズリン」? 「アズリング」? 答えは、アシュリン(もしくはアシュリング)。アイルランド語の「夢」という言葉からきている、すてきな名前です。
でも、実はこれは簡単でした。なぜかというと、本書の冒頭で、アシュリンはフランスの空港の入国審査官と名前をめぐってひと悶着していて、アイルランド由来の名前だということや発音がちゃんとわかるのです。アメリカ人でも、きっと読めない名前ですよね。

2009年11月 5日 (木)

創刊第2弾、明日発売!

寒くなってきましたね。いきなり冬になった印象ですが、季節の変わり目で体調を崩す人も多いようです。皆様もご自愛くださいね。

さて、イソラ文庫創刊第2弾、11月の新刊2冊は明日全国の書店に並びます!

笑えて泣けて元気が出る『ジュリー&ジュリア』、衝撃の『19分間(上下)』、どちらも編集部入魂の作品です。書店で見かけた際はぜひお手にとってみてください。

ここからはちょっとだけ『19分間』の話を。

現在全国で公開中の映画「私の中のあなた」をご覧になった方も、このブログをお読みの方のなかにはいらっしゃるかもしれません。

「私の中のあなた」の原作者はジョディ・ピコー、現在アメリカでもっとも支持されている作家のうちの一人です。なんと最新刊の初版は100万部だったとか…アメリカの人口を考えても、桁違いのベストセラー作家といえるでしょう。『19分間』はそのジョディ・ピコーが、コロンバイン高校の銃乱射事件に衝撃を受け、丹念な調査を行なって書きあげた大作です。

舞台はスターリングという田舎町。なんのへんてつもない、平穏な街でした。しかし、ある朝、町の高校で銃乱射事件が起き、多数の生徒が死傷します。主人公のひとりはピーターという名前の17歳の少年。銃乱射事件の犯人です。主人公のもうひとりはジョージーという高校の人気グループに属する優等生の少女です。ジョージーは事件の際に目の前でボーイフレンドを撃たれるのですが、その瞬間の記憶を失います。この痛ましい事件の過去と未来を、ピコーは繊細な筆致でつづっていきます。

この作品の何がすごいかというと、とにかく読みだしたら手を止められない面白さ、そして考えさせられる衝撃の強さです。編集担当として、少年犯罪や学校生活、いじめ、復讐、自分なりの生き方を貫くことなどなど、思わず考えてしまうことが非常に多かった作品です。ひとりでも多くの方にこの本を手にとってほしいと、心の底から思います。

といっても、上にあげたあらすじで想像するようなシリアスなトーンで全篇が進むわけではありません。笑ってしまうところもありますし、仕事に専念するあまり疲れ気味の女性判事と、酸いも甘いもかみわけた刑事とのじれったい恋愛模様もあります。そのあたりはさすがベストセラー作家、とにかく読ませますので、ぜひ。

>>『19分間』詳細ページ

>>『ジュリー&ジュリア』詳細ページ