頂き物パート2

『文房具を楽しく使う』の著者、和田哲哉さんから、クラフト紙とエアキャップでできたバブルラッパー(ペンケース)を頂きました。youchanさんによるドクロの絵が素敵。「考えすぎは時間のムダ」という文句もいいねぇ。バブルラッパーにはiPad版やKindle版もあります。iPad版をさっそく予約しました。
信頼文具舗のバブルラッパーのページ http://bit.ly/99zC7x

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銀座・五十音さんから頂いた「巨石」消しゴム。この文句がなんとも素敵。English Heritageがつくっているらしいというのがまた憎い!
巨石の本はこちら。
山田英春『巨石――イギリス・アイルランドの古代を歩く』
お昼は早川アカの中のピンクの人と近くの喫茶店で食べました。普通の純喫茶ですがナポリタンとか最近逆に食べる機会ない。ピンキーが食べてるのはオムライス。http://bit.ly/aiUt01

ジオデシックは中目黒の駅から歩いて15分くらい、涼げな目黒川を渡ってすぐのとこにあるちょっとお洒落な建物。なんでも元は材木屋さんだったとかで、天上が高くて「箱」みたいなお店。売っているジュエリーもアンティーク風ですてき。
湯沢さんのBONES写真は、上の方に大きなパネルがあり、A4のオリジナルプリントのを額装したものがあちこちに展示されています。展示の中には、写真集に含まれていない小鳥の頭骨の写真や、今回初公開のカモノハシの骨の写真もあります。これはレアです!
これだけでも見る価値があるのですが、このジオデシックさんのたたずまいが、湯沢さんの写真にさらなる味を加えている感じで、ひとつの体験として面白いものになっています。
こういうアート作品って、美術館のような環境で見るのもいいんですが、いろんなお店や、会社のオフィスなど、もっと身近なところにあっていいと思うんですね。とにかくもっとたくさんのアートに「自然に」触れること、社会全体がそうなっていけば、もっとクリエイティブになるんではないかなあ。
さて、僕はレセプションに参加したのですが、BONESの骨格標本をつくった獣医の東野晃典さんや、本の監修をしてくれた東大の遠藤先生もいらっしゃり、ちょっとした同窓会のようでした。そのあとは飲み会。。。
東京近郊の方はぜひ寄って見て下さい!
いやー、ふた月以上もブログの更新をサボっておりました。
この間にノンフィクちゃん脱走説やらノンフィクちゃん死亡説やらあったのかなかったのかわかりませんが、僕は元気です。この近辺に起こったことをダイジェストで振り返ってみましょう。
■4月15日 早川書房のメルマガ「ハヤカワ・オンライン・ニュース(HON)」にてノンフィクちゃんの新連載「編集者の仕事を考える by ノンフィクちゃん総合研究所」開始。
これは前のエントリでも書きましたね。早川書房のシンクタンクである「ノンフィクちゃん総合研究所(NRI)」において、編集者が日々している仕事をマジメに紹介しつつ、その本質を探り出そうという知的興奮の連載です。
僕はいま「ハヤカワ新書juice」というセレブな新書を担当しているのですが、その中で『グーグル時代の情報整理術』や『ライフログのすすめ』または『小さなチーム、大きな仕事』といった本を担当していると、おのずともっと効率よく、もっとシステマチックに仕事をしたいと思えてくるわけです。でも、編集者の仕事というのは、まあ混沌としているものでして、それをまず分解して整理することから始めないとどうにもならないと思ったわけです。
そこで、せっかくなので、自分の仕事をいくつかの段階に分解・意味づけして、みなさんに見てもらい、そうしながらも実はもっといい仕事のしかたがないか考えようという企画です。情報収集の実態とか、打ち合わせのしかたとか、編集者の思考法とか、半月に一回紹介しています。登録はこちらから→http://www.hayakawa-online.co.jp/info/melmag.html
■4月29日~5月1日 東大i.schoolのワークショップ合宿に参加。
今年のGW前半は、書籍化作業を進めていた「東京大学i.school」のワークショップ合宿に参加してました。泊りがけで東京を離れるのは、昨年の伊東のたらいレース参加以来。みっちり知的な3日間を、東大の学生さんたちとすごしました。朝6時に起きて山中湖畔を走ったのが超気持ちよかったです。
写真は、学生たちの行き詰まったブレインストーミングに示唆を与えているところです。
■5月! 9カ月におよぶ取材やら執筆やらのたまもの『東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた』刊行。
いやー、本をつくろうにも始まったばかりの東大i.school。結局、全部のワークショップに参加して要点をまとめたり、膨大な写真を撮ったりするうちに、一部を執筆することにまでなったんですが……なんとか5月の下旬に本が完成!本郷の五月祭では、出版記念のイベントも行われ、多くの見学の方がいらっしゃいました。すばらしい!
いくつかご指摘を頂きましたが、たしかに「東大式」というのは蛇足だったかもしれません。しかし、東大でこんなことをやっている、ということはどうしても伝えたかったんですね。「えっ!東大でイノベーションなんて学べるの?」という反応があるのは想定内ですが、だからこそ真っ向から勝負したかったわけです。
しかし、自分でいうのもなんですが、結構よくまとまっていると思います。ぜひ、日本のビジネスマンに読んでいただきたいです。
■5月同時期に出たマイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』がスゴい勢いで売れる。売れている。
これは直接わたしの担当書ではないのですが、おなじノンフィクちゃん部でつくっている作品。
NHK教育テレビで放送されていた(6月で終わっちゃった)「ハーバード白熱教室」。ハーバードの人気哲学講義をテレビで公開する番組だったのですが、これが予想外の大人気。5月下旬に出したその書籍版、『これからの「正義」の話をしよう』も、発売直後から飛ぶように売れています。こんなことはここ10年くらいなかったことです。うひゃひゃ。
しかし、発売前は、「日曜の午後6時に教育テレビなんて見る?」とか「アメリカ政治哲学なんて普通の人にはなじみがない」とか、実は結構不安もあったんです。税込み2415円する単行本だし。ということで初版部数はかなり慎重なものになったのですが、しかし、予約が始まると、アマゾンを中心にものすごい数の注文が入り、あわてて発売前に重版!!その後も版を重ね、7月2日現在、20万部をつくっています。担当のTくんよかったね。
いや、しかしこの番組は面白かった。じゃっかんプーチン似のサンデル先生が、学生たちと対話しながら、うまいこと哲学の講義を進めていくんですね。サンデル先生、学生の意見を聞いた後には必ず「君の名前は?」って聞くんですが、これがなかなか人間味があってよろしい。最終回なんかはほんとに圧巻でした。NHKオンデマンドでも見られるので見なかった人はぜひ。

これ押すと、ハヤカワ・オンラインに飛びます。このようなバナーは実は僕がつくっています。へへん。
そして、テレビを見た人はぜひこの本を。実はテレビも正直結構難しいっちゃ難しいのですが、これは「講義で教えていること」に補足説明をしながら整然と文章の形にしたものなので、時間をかけて、サンデル先生の言いたいことを理解することができます。
んでもって、これを受けてビッグな企画が進行中。あー、もうすぐ発表しますが、日本でも何かがどこかで「白熱」しそうです。あ、話がもどりますが、ハーバードだけでなく『東大式』もよろしくお願いします。
■ところで、6月は何していたかというと……
発売日にゲットしたiPadで遊んで可能性を模索していました。へいへいほー(えっ、まさか模索のとこ?)
僕は、これはホントの話、iPadで「本を読む」ということはあんまり期待しないで買いました。ただ、上に紹介した『東大式』をつくっているときに思ったのですが、PCを使いながら、それとは別の機械で写真をスラスラと眺めたり、pdfの資料を読んだりできたらいいなぁと、思っていたんです。それで購入したんですが、まあなかなか面白い機械です。まさにPCとスマートフォンの間隙にすっと収まる機能というか。主な用途はツイッター、メール、スケジュール、あと写真を眺めたり、アイデアを書いたり、ゲラのpdfに赤字を入れたりといったところかな。これらについてはどこかで、報告できればと思っています。
■そういえば、7月12日発売の『本の雑誌』8月号で、なぜかインタビューされています!
本好きのあいだではバイブル的な月刊誌である『本の雑誌』ですが、どうしたわけか、ある日電話がかかってきて「ノンフィクちゃんを取材したい」と言われました。どっひゃー。なんで?
いや、ぼくはつねづね世界三大情報誌といえば「TIME」、「Newsweek」、「本の雑誌」だと思っていたのですが、そのなかでも『本の雑誌』の知的センスが一番すぐれていることが、これではっきりしたわけです。たぶん、もうルパート・マードックかディズニーあたりが買収を狙ってると思います。
で、どうやら「2010年の出版界で期待する人」的な扱いのインタビューだとのこと(あの、2010年半分終わってますが……)。むむむ。相手は何を期待しているのだろうか。どうやってインタビューに望むべきか、こっそり悩みました。たとえば…
1.一人通訳的なエージェントを立てて、どこかの女将のごとく、ひそひそと彼にささやいて受け答えしてもらう。
2.トロール人形かなにかを「ノンフィクちゃん」だと言い張り、僕自身がエージェントのふりをして、相手の質問を伝えたり、お告げを聞いたりする。(トロール人形→http://en.wikipedia.org/wiki/Troll_doll ちなみによくキューピー人形と間違えられると書いてあるが、それってどうなの?)
3.いつぞやの迷彩ギリースーツで隠れている。出てこない。
ま、結局、普通にインタビュー受けましたwwww ノンフィクちゃん誕生の瞬間のことから、メルマガ、ブログ、ツイッターの話、今後のグローバル展開(!)まで、いろいろお話させて頂いたので、よかったら『本の雑誌』を複数冊買って、ご家族と一緒にご笑覧ください。
とりあえず今日はここまで。
現在iPadからの投稿をテスト中。
突然ですが、
2008年1月から9月までのあいだに、早川書房のメルマガで連載した「飛び出ろっv('ε')vノンフィクちゃん!」を、勝手にこのブログ内に再掲することにしました。
というのも、今月からメルマガで「編集者の仕事を考える ノンフィクちやん総合研究所」という新連載を始めたのをきっかけに、いや、別に、いまの連載とはあんまり関係がないのですが、ひとつ道を踏み外し始めたそのルーツをいまいちど見ておこうかと思ったわけです。もちろん、一応、本の紹介になっているので、メルマガを読めなかった人にも知ってほしいと思いますし。
あの衝撃から2年も経つのですね(自分で言っちゃった)。
当時から
「創元みたいなふつうのメルマガにしてほしい」
「下っ端のやっつけ仕事にしたって、あまりにもな内容」
「タイトルだけで読む気が失せる」
など、絶賛の嵐でした。
「下っ端のやっつけ仕事」じゃありませんよ。「課長職の徹夜仕事」ですからね!!!ふっふっふっ。
しかし、いっぺんに出すのはちょっとめんどくさいので、ヒマなときにちまちま更新しようと思うのですが、
今回はデジタル・リマスター版です。
そりゃあもう、洋画だと「スターウォーズ」とか「ゾンビコップ」とか、邦画だと「北京原人」とか、あらゆる驚異の映像進化を目の当りにしてきた世代ですからね。
ウェブ版はここが画期的!!
1) 顔文字に色がついて読みやすくなった。
2) 改行位置を調整して、行間をあけた。
3) 商品リンクに画像を貼った。
4) iPadでも読める!ブラウザがあればアプリは不要!
あと、機会があれば3D対応とかにしたいと思います。
置き場所は、左の列の「アーカイブ」の下、「ウェブページ」ってところにリンクがあります。わかりにくかったら、ここを押してもらってもいいです。
なんで唐突にこんなことをしたかって、そりゃあ、いま
「ゴールデンウィーク進行」というヤツで、死ぬほど忙しいからです。
逃避です。逃避。
以下は嘘じゃなくて、本当の話。
昨日、お披露目した新書新刊『チャック・ノリスのすべて』ですが、勘のいい方はもうお気づきでしょうけども、これ、全部ウソです。でっち上げです。こんな本の企画が弊社で通るわけがありませんがな。
とはいえ、チャック・ノリスのファンとして、目次のところは結構ちゃんとつめて書いたので、それらしい感じにはなっているのですよ(マジでどこか出さないか)。新書のデザインをフォトショップでいじるくらいはお茶の子サイサイなので、あっちゅーまにこのくらいはできてしまうわけ。
で、エイプリル・フール当日は結構好評でして、「バカじゃねーの」ではなくて「読みたい」という声を多く聞くくらいで、これってホントに需要があるのかもな、なんて思っていたのですが。。。
さて、外出先から帰ってくると、デスクの上に部下のメモがあり、○○○という書店の店員さんから電話がありました、と。。。はあ、この方はもちろん知っている方で、メールでやりとりすることはあるけども、直接電話かけてくるとはなにか急ぎの要件に違いない。しかし、営業中の書店さんに電話かけるのってちょっと気が引けるというか、時間帯も忙しそうな感じだし……なんて考えてたら次の打ち合わせの時間がきてしまいました。
そして戻ってくるとその店員さんからPCにメールが。
「何も知らない店員が、『チャック・ノリスのすべて』の客注を取ってしまったのですが、何と言って謝ればいいでしょうか?」
ええええええええええええええええええええええええええええええええええ。
てか、ハヤカワ新書juiceの読者って、もっとリテラシー高いと思っていたぞ。勘弁して~。
ここで背景知識なのですが、私はめちゃくちゃやってるようにますが、弊社はわりとお堅い会社なので、このブログ全般の内容については、つねづね結構ボーダーラインからギリギリアウトくらいな感じじゃないかと私は思っているのですね(←それがどうなのか)。
そこに来て、エイプリルフールだからってウソ企画で書店員さんに迷惑かけたとなると、まあちょっと社内的にも問題になるかも。営業さんにも謝ってもらわないといけないし、これって上にも報告しないといけないことなのかしら…
あわてて、その書店さんに平謝りのメールを書いて(本当は電話したかったのですが場所とタイミング的に無理だったのです)、ブログには「エイプリル・フール企画です」と野暮な但し書きを慌てて入れたわけです。ツイッターでも注意を喚起するコメントをつぶやきました。
書店さんからは「まあ、許す」という旨のお返事をいただきました。
みなさん、嘘はつくもんではありません。
大いに猛省し、みずからの思い上がりを恥じ、明日から真人間として生きていこう。
まわりの人に感謝し、日々の糧を得られることを幸せに思い、
こんなとるに足らない人間だけども、多少なりと後進の手本となるように努力しよう。
うん。そうしよう。。。
そうしようそうしようそうしようそうしよう
そうしようそうしょき。。。
。。。
。。。
と、そこにさっきの店員さんから再びメールが。
「ところでOzzy、百も承知だろうけど今日はエイプリルフールだよ!! 」
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
完全にやられた。。。。完敗だ。。。。。。
後日その書店にはチャック・ノリスを送り込んでやろうと思います。
ハヤカワ新書juice『チャック・ノリスのすべて』は本日4月1日発売です。
勘のいい方はお気づきでしょうが、そう、この本は私が書きました。juiceでは初の日本人著者です!光栄です。編集者が本を書くなんて邪道ですが、さる3月にチャック・ノリスが70歳の誕生日を迎えたので、記念になるだけ早く出したくて、自分で書いちゃいました。
『チャック・ノリスのすべて』目次
第1章 ブルース・リーとの死闘~『地獄の刑事』――やられる演技は苦手
第2章 特殊部隊チャック――『暗黒殺人指令』から『デルタフォース』へ
第3章 空手家チャック『フォース・オブ・ワン』と『オクタゴン』
第4章 ベトナムがチャックを変える
第5章 『地獄のヒーロー』シリーズ――ベトナムからタイへの徒歩移動(国境ワープ)
第6章 刑事チャックの誕生――最高傑作『野獣捜査線』から『トップ・ドッグ』まで
第7章 悪魔との戦い――『ヘルバウンド』
第8章 森の精チャックは子どもの味方――『ザ・サバイバー』から『サイドキックス』へ
第9章 もうひとつの法の番人――『テキサスSWAT』から『炎のテキサス・レンジャー』へ
第10章 若い奴には負けられない!――後進よりも活躍『プレジデントマン』シリーズ
第11章 チャックの社会活動――麻薬撲滅への願い
第12章 2010年代、新しいチャック・ノリス・ブームの到来
付録 チャック世界地図 全身ワークアウト!「トータル・ジム」の紹介
あとがき ねことチャック
すべての映画とテレビドラマのビデオとDVDを鑑賞し、各映画に隠された「チャック・コード」を読み解いて、彼の人格とメッセージを読み取りました。『フォース・オブ・ワン』で警官に空手の指導をする空手家の役を演じ、そのあといくつもの刑事ものへとつながっていく系譜や、『ブレイカー・ブレイカー』で悪い保安官をやっつけたトラック野郎が、『バイオニック・マーダラー』では保安官に昇進、そのあと『テキサスSWAT』へと連なる流れなど、自分でも驚くほどによく書けています。
また、チャック映画では忘れられがちな最近の『プレジデントマン』での暴れぶり、フロントガラス破りの伝統、そして永遠の仇敵スーン・テック・オーとの戦いなどにも触れています。これ以上のチャック・ノリス評論は、洋の内外を問わずありません!
現在午前2時ですが、実はまだ本の真ん中のジュースマークのオレンジが塗り終わっていません。ここの部分は特殊なインクを使っているので、機械では塗れないのです。毎回毎回、手で塗っているので(型はあります)、腱鞘炎になります。4月1日中に、出来た分から会社に近い書店さんへ直接配送します。間に合うかな……
いずれにせよ、みなさんの高評をお待ちします!ここのコメントにでも、Twitter(@Ozzy_the_orz)にでも、感想をお寄せください。どうぞよろしく!!
【追記】
なお、本企画はエイプリルフールに合わせた嘘企画なので、書店でのご注文などには応じられません! 今後の刊行予定もありません! どうぞご容赦くださいませ。